上の写真に写っているのがあこやケシです。 写真では拡大されていますが実際の大きさは胡麻の大きさからお米の大きさ程度です。 
真珠養殖の過程で真珠をあこや貝から採り出す時、稀にこの様な小さな真珠が出てきていました。 でもこれも今は昔、上の写真の様に見惚れるほど美しいケシに出会う事は激減してしまいました。
ケシ真珠の出来る仕組み
あこや真珠を養殖するには挿核手術を施しますが、その時ミシシッピー産のドブ貝で作られた真球(真円)の核と一緒にあこや貝の外套膜(3mm四方程度にカットされた物)を一緒に貝の中に入れます。
この外套膜が真珠を作る時に重要な誘発剤的な役割を果たしているのです。
その外套膜の破片がプランクトンとか砂等と一緒に貝の中に入った時ケシ真珠が形成されるのです。 あこやケシの場合、かなりの割合でこの手術の時に少量の外套膜が貝の体内に入り込み出来上がると思われています。 
あこやケシは天然真珠? それとも養殖真珠?
私は天然真珠だと思っています。
但し国際貴金属宝飾品連盟(CIBJO)の見解では最近あこやケシも養殖真珠となりました。 真珠業界でもこの事について様々な意見はありますが どうして国際貴金属宝飾品連盟があこやケシも養殖真珠と認定したのかには理由があります。中国での淡水真珠は貝の中に核を挿入せず外套膜だけを人工的に挿入して作ってきたからです。
*(最近では中国産淡水真珠でも核を入れる養殖方法も出来ましたが未だ少量です)
そこで同じ様な過程で出来上がるケシを養殖真珠と認定しました。
私の見解は別で
日本ではあこやケシを作る為に作為的に外套膜を入れていませんし、又真珠が出来上がるシステムを考えた時、何らかの理由で自然に貝の中に異物と外套膜の破片が取り込まれる可能性は十分考えられます。(これが天然真珠の事です)
まぁ、一番重要なのは古くからある宝石の定義 希少性・永遠性・そして美しさです。
養殖であれ、天然であれ 美しくなければ宝石とは言えないのですから。
ヨーロッパで数多く見た天然真珠のアンティークジュエリー、でも上の写真のケシ程美しい天然真珠に出会った事はごく稀でした。
あこやケシの様々な形と色と大きさとグレード
左の写真も4倍程度の大きさに拡大されています。 砂粒や芥子の実程の大きさから米粒の1.5倍程度の大きさまであります。
形は真球の核が入ってないので変形が多く、丸みがあり表面が滑らかの物は希少です。
左の写真をクリックして頂くとさらに拡大した写真でより詳しい説明を記しています。
良質のあこやケシが少なくなった理由。
花珠のページでも書いていますが、あこや貝の寿命と養殖期間が短くなった為に美しいケシが減って来ました。 昔は3年貝、4年貝に2年養殖、戦前には3年養殖されていましたので ケシは貝の中で2年以上稀に5年も6年も貝の中に入っていた物もあったはずです。 でも最近では95%以上が6〜9ヶ月養殖で おまけに2年貝に挿核していますから 副産物であるケシも宝石になる前に取り出されてしまうのです。
ケシ真珠に色むらが残っている物はこの短い期間で採取された物だと思って下さい。

又地球温暖化の影響で天然の日本産あこや真珠貝が減り、南方系のあこや貝が日本の海で育っています。その為、紫光に輝く真珠が激減し同時に日本産あこや貝独特の光を放つケシも減少してしまいました。
ケシ真珠を使用した商品
あこやケシとあこやのナチュラルブルーを組み合わせた
ネックレスをこちらで紹介しています。


       
下の写真は細長いケシの細い部分に穴あけをして組んだネックレスです。


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