第6回 内海村 パールジュエリー デザイン コンテスト

 審査の進行と様子

今年も日本全国はもとより世界各地から 四国西南部の小さな村に403点
もの
作品が届きました。 皆様の想いが込められた作品が いったいどの様に
審査されたのでしょうか。   村のホームページで発表された作品を見ながら、
流石と思う作品も有れば、どうしてこれが?と思われた作品も有ったのではない
でしょうか。 これは音楽にもクラッシックが好きな方もいらっしゃれば、演歌好き
の方もいらっしゃる様に、ジュエリーも様々な視点から選ばれている為なのです。


様々な立場の審査員が様々な視点で 403点もの作品の審査を進めます。
一日目の審査では 11人の審査員が それぞれの感性の中で 上位30点の
作品が選び出されます。 その中で二人以上の審査員が選んだ作品が、自動
的に2次審査の机の上に並べられます。   今年はその数98点、そして翌日
上位の、ある意味目立つ作品が無くなった段階で 見落とされた作品が無い
かを確かめ、一晩明けて、新たな目で前日に選ばれなかった作品の中から 
完成度の高い作品32点が選ばれ、計130点が2次審査へと進みました。


  

  


審査は村のコミュニティーセンター(DE・あい・21)の1階ロビーのオープン
スペースで、村民達が見守る中、厳正に進められて行きます。 展示され
ている作品には名前は表記されず、作品番号が付けられた札が1枚、そして
作品の横には作品タイトルが書かれた紙が一枚添えられてるだけです。 
審査が終了するまでは作者の名前が明かされる事はありません。 



2次審査では130点が同じテーブルの上に並びます。このあたりから 審査員同士の会話
も活発になり、コレはどうだ、アレはこうだと 各々の意見が出されますが、特に三木先生
や大場先生のご意見には皆さん、真剣に聞き入っていました。 3次に進むのも投票です。
11人の審査員がお気に入り10点を選びます。 この10点を選ぶ基準も個々でそれぞれ
異なっている様です。ちなみに私は職業柄、真珠が上手に生かされた作品を重点的に
チェックしますが、村長さんとか三木先生や大場先生等は、又別の視点で選ばれています。


約70点が3次審査に進みました。この場では各々の評価が各視点から出され、
20点近くの作品が差し戻されました。 そして約50点の中から 先ずは最優秀賞
選びです。 審査員が再び上位5点を選び、投票し、投票数が順から並べられます。
そして 三木先生や大場先生にご意見を頂き、最終的には最優秀候補が4点に
絞られました。 これからは挙手での投票となり 最優秀賞が先ず決まったのです。
その後、優秀賞、特撰が決まりた。上位7点が決まった段階で 特別賞と入選作品
選びに入りました ここでは一次審査の時と同じ様に 見落とされた作品が無いか、
一次審査通過の作品から 再び検討され 10点近くが上に上げられ、50数点の中
から佳作を含む残り47点が選び出されました。 


雑感


この雑感は非公式なものです。 あくまで 11人の審査員の中でのたった一人の
意見として捉えて下さい。 このコンテストは小さな過疎の村とは言え、地方自治体
が主催しております。だからこそ審査はオープンで平等にしなければならないのです。
銀粘土もワックスや銀細工作品も同じ土俵で審査されて行きます。
それぞれのプロフェッショナルが投票と合議を重ね中立であるように心がけています。


惜しくも入賞されなかった作品の中には別のコンテスト 例えば銀粘土のコンテスト
ならば 絶対に上位に入っていてもおかしくないと思う作品も有りました。

でも このコンテストは 内海村パールジュエリーデザインコンテストなのです。
内海村パールジュエリーデザイン この4つの単語がキーワードです。


全ての審査員の方々がそれらを理解して、ご自身の得意分野に重点を置き
投票によって上位作品が決定されました。  正直言って入賞作品の中には
私は一度も票を入れなかった作品もあります。  又私が票を入れ続けた作品
でも入賞を逃した作品もありました。 それは あくまでも個人の感性、趣味の
違いであり 異論を唱えるつもりは全くありません。 むしろ色々なタイプの作品
が入賞している事に喜びを感じていますし、その事が今後のコンテストの発展
につながると信じています。  ただ、今回一つ残念な結果に終わってしまった
事に今年は若者系のメンズの作品が入賞していなかった事です。 何点かは
出品して頂いていたのですが それらの殆んどが何処かで見た事のある様な
作品か もしくは作品自体にオーラが欠けていたのかもしれません。


銀粘土で製作者への提言。

前にも述べましたが、このコンテストは銀粘土だけでのコンテストではありません。
ワックス作品と同じ土俵で審査されます。 その中ではある程度の仕上げが重要
になって来ますが、一方 銀粘土の世界では素晴らしい仕上げでも、ワックス作品の
横に並ぶとあまり見栄えがしないモノも有ります。 入賞、優秀賞の中で銀粘土作品
を見てみますと、仕上げはワックスに劣るものの、デザイン、オリジナリティーに富む
作品が入っています。 仕上げは重要な要素ですが 仕上げに拘るあまり【華】が欠
けている作品も多かった様です。 又私の個人的な意見ですが アートクレイのイン
トラ(推測ですが)の方々の作品を見ていますと 作風が同じモノが多いと感じました。

確かに皆さんの技法は上達しています、ただコンテストとなると 技法、仕上げ プラス
オリジナリティーが必要なのではないでしょうか。   今回のコンテストで審査員の
注目を集めた作品の一つに優秀賞に輝いた「Mother」のチェーーンが有りました。
チェーンの一つ一つのパーツが銀粘土によって作られていました、チェーンのつなぎ目
に真珠を用いられてそのアイデアと完成度の高さに驚きました。 写真では中央の
トップが主役として写っていますが 作品全体の完成度として心に残った作品でした。

 




取り急ぎ簡単な雑感をUPしてみました。 表彰式や展示会を迎えるごとに
更新をして行く予定です。11分の1の 自分勝手な意見でしたが 今後の
コンテストへの取り組みに少しでもお役に立てばと思っています。
最後に 出品して頂いた皆様に
お礼を申し上げます。

有り難うございました。来年も宜しくお願いいたします。




最後に今年初めて「ほっと計画委員特別賞」が設けられました。
この賞は日頃から村のボランティアで活躍されている皆さんが
最高齢86歳の方と小学生の方々に出品して頂いた感謝を込めて
特別な想いで開設されました。

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